64)摩訶大将棋の復刻:CEDEC2013にて発表します

以前の投稿でもお知らせしていますが、今週、横浜にて、摩訶大将棋を次のとおり発表します。関東では、はじめての摩訶大将棋・展示発表となります。どうぞお越し下さいませ。お待ちしています!


CEDEC2013
日時:2013年8月21日(水)~23日(金)9:45ごろ~18:00ごろ
場所:パシフィコ横浜・会議センター
セッション:インタラクティブセッション(3日間とも展示&解説をしています)


http://cedec.cesa.or.jp/2013/
http://cedec.cesa.or.jp/2013/program/INT/index.html


タイトル:摩訶大将棋の復刻
発表者:飯田 聡、上岡龍麻、高見友幸


セッションの内容(Webページから抜粋):
鎌倉時代に創案された摩訶大将棋の復刻を試みました。古文書を読み解くことで駒の動かし方や成駒のルールについて検討・検証の上、試験対局を重ねてきました。摩訶大将棋がボードゲームとして十分な面白さを持っていることは確実で、その詳細を発表します。摩訶大将棋はシミュレーションゲームの原型とも言える存在ですが、今後のゲームプランニングにも大いに参考になるものと期待します。鎌倉時代にこの絶妙なゲームシナリオを考案したゲームクリエイターを想いつつ、まずは、摩訶大将棋を味わっていただければと思っています。


展示物:
1:黄楊の大型の駒と将棋盤
2:デジタル摩訶大将棋(21インチ・タッチパネルディスプレイ)


1も2も対局用ですが、今回、私は対局する時間がなさそうです(コアタイムはたいていの時間、解説の時間になりそうです)。将棋盤はずっと置いていますので、コアタイム以外の時間も対局していただいて大丈夫です。

 

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コメント: 2
  • #1

    長さん (月曜日, 19 8月 2013 13:25)

     コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス
    について。2013年に関しては、具体的なジャンル別の、ゲームや
    エンタメ用アプリケーションの発表が、「将棋(伊藤毅志研究室)」と
    「摩訶大将棋(ここ)」の、2つ位しか見当たら無いのが、不思議な
    特徴ですね。「将棋」、「囲碁」、「摩訶大将棋」。この3つ以外は、
    「コンピュータと組み合わせた、ゲーム普及の取組み」が、少なく
    とも我が国では、結局の所、低調なんでしょうかね。どういうわけか、
    2010年代に入り、我が国では「クラシックゲーム等のPC化」と
    いうジャンルが、「村社会」のような、状況になってしまいましたね。

  • #2

    T_T (水曜日, 21 8月 2013 00:11)

    コメントありがとうございます!

    CEDECの参加者のたぶん8割ぐらいが、ゲーム業界で働いている人たちですので、CEDECの発表も業界寄りの傾向になるのだろうと思います。低調というより、会社としてそういうところをターゲットにしていないということなのではと。

    さあ、明日、どうなるでしょう。摩訶大将棋のコアなファンになりそうな方、おられるでしょうか。私ですが、たぶん、ほぼずっと将棋盤の横にいると思います。ゆっくり本でも読みながら、ぼおっとしています。1日目は、講演は聞きに行かないことにしました。