259)将棋の陰陽五行:検証の方法(2)

明日、と言いつつ5日空いてしまいました。短いですが、とり急ぎ、大大将棋の初期配置を下に置きました。大大将棋は子孫のない将棋ですので、摩訶大将棋よりは古文書の記載が不正確、要注意です。

 

下図の初期配置と駒の動きですが、4件の古文書に加え、陰陽五行のルールを合わせて導いています。矛盾点も出ていませんし、信頼度は高いと思います。将棋の陰陽五行のルールで重要な点は、全部の駒が陰陽のペアを形成しているという点です。一部でなくて、全部の駒がペアを作ります。

 

摩訶大将棋の陰陽五行の検証のひとつになるのは、大大将棋の陰陽五行の存在です。後日詳しく書きますが(駒の動きを客観的に復刻するところが、長い説明になります)、古文書の大大将棋の記載には多くの点で間違いが見つかります。が、面白いのは、その間違いを客観的な方法で、間違いだと断言できるという点です。陰陽五行のルールがそれを可能にします。概論だけですいません。ひとまず、このあたりで。

 

成り元の駒(12種)、成り先の駒(12種)のそれぞれが、五行の1要素となっています。下から2段目の駒は、すぐ下の最下段の駒になるというルールですが、これが、古代ペルシアのルールなのか、古代日本のルールなのかという点、ずっと考え中です。上に飛び出た仲人の存在もそうです。王子の駒の存在もそうです。

 

大大将棋の初期配置と駒の動き。
大大将棋の初期配置と駒の動き。

 

六十干支の表を作る際には、若干の融通性がありますが、ひとまず、嗔猪、悪狼、盲熊、猛豹の4駒を除きました。五行は、将の駒(人)、踊り駒(獣)、成り駒、走り駒、**(名称未決定)です。名称未決定の駒12種は、北狄、南蛮、西戎。東夷、青龍、白虎、香象、白象、師子、狛犬、前旗、盲虎となっています。