2013年

4月

28日

03)麻雀放浪記: 阿佐田哲也

面白いのですぐ読み切ってしまうでしょう。ただ、麻雀を知らない人が読むとどうなのかはわかりません。私の学生時代は、ゲームのないかわり麻雀が(ゲームセンターのないかわり雀荘が)あったという時代だったので、昼夜問わずよくやりました(字一色小四喜をテンパイするくらいまで)。今のようにワンルームマンションでなく、下宿屋のような所が多くて、麻雀のメンツがすぐにそろったということもあります。どこの下宿にも、昼まで寝て、大学には行ってそうもない下宿のぬしのような4回生5回生がいて、そういう人は、たいてい麻雀が強かった。

 

一番覚えているのは、2回生のときに、たぶん5回生、4回生、3浪の2回生というメンバーで朝までやってしまったときのことです。ボロボロに負け、そして、朝の英語の定期試験にも間に合わずで。たぶんあまりにもがっくりしているように見えたのでしょう、5回生があまっていた古い冷蔵庫を持ってきてくれて、それがとてもうれしかった。なにはともあれ、麻雀放浪記、どうでしょうか。こういう退廃的な、しかし、なぜいいのだろう。同じような感じの本に、聴雨(織田作之助)があります。麻雀ではなく将棋ですが、こちらもいい物語です。こういうのは好きです。

 

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コメント: 8
  • #1

    hw10a003 (金曜日, 05 7月 2013 04:33)

    麻雀はかなり好きなので、すらすら読み終えることができました。様々な人間性が描かれているので、一人一人に感情移入できます。ですが、一番すらすら読み終えることができたのは、麻雀がとてもかっこよく描かれていたからだと思います。私たちが麻雀で出来ないことが、SF映画を見ているときのように、現実ではないことを見ているみたいで面白かったです。

  • #2

    かけそば (月曜日, 22 7月 2013 01:26)

    坊や哲、ドサ健などの戦争後の混乱している時をギャンブルで生き抜こうとした人たちの話で、とても楽しく読んでいて話に引き込まれていきました。
    またこの本にはイカサマが多数出てきて実際に行うのは難しいのをわかっているのですが、少し練習してしまいました。

  • #3

    K.K (金曜日, 26 7月 2013 19:02)

    私は麻雀のルールは詳しくありません。それでも読みやすく、それぞれ個性が強い登場人物、麻雀に勝つためのイカサマ、生きるための駆け引きがとても多く面白かったです。
    ギャンブルで生死を賭ける、私には決してできない生き方です。

  • #4

    hw10a009 (土曜日, 27 7月 2013 14:53)

    読みました。
    ですが麻雀のルールがわからない私はいまいち情景を掴みにくく、知り合いに聞きながらの読書になりました。ドロドロとしているような、しかし一方でピリッとした緊張感の小説でその時代の混沌部分が見え隠れするような作品は好きです。映画があるようなのでそちらも見てみたいです。

  • #5

    リンゴ (日曜日, 28 7月 2013 03:37)

    麻雀が好きなので、本が苦手な自分でも意外とすらすらと読み進めることが出来ました。登場人物による駆け引き、特にイカサマのシーンでは、こちらまで緊張してしまうようでした。

  • #6

    (日曜日, 28 7月 2013 20:54)

    文章は巧妙で登場人物も面白いですが、やはりというべきか麻雀の小説です。世界観(時代背景?)がよくマッチして、読みやすかったです。

  • #7

    HALO (日曜日, 04 8月 2013 01:34)

    私も麻雀はやります。この本での人生を懸けた勝負が熱く、心をハラハラしながら読んでいました。登場した手法は難しすぎて出来る気はしませんが、ついやってみたくなります。しかし、本自体は麻雀が分かる人にしか理解できないことが多数あり、読む人が限られる作品でした。

  • #8

    こもこも (土曜日, 17 8月 2013 19:21)

    自分自身麻雀大好きですしフリーにもよく行きますし麻雀関連の本をよく読みます。しかしこの本の時代の麻雀のルールは現代と違うので麻雀大好きな人間ほど違和感を覚えると思います。哲さんも自意識過剰ですし。ドサ健が「リーチって何だ?」と突っ込んだのには和みました。