2014年

10月

27日

118)奈良県大芸術祭:摩訶大将棋イベント 1

すでにアナウンスしていますが、次のイベントがいよいよ明日から開始となります。

 

摩訶大将棋の展示会・対局会

日時:2014年10月28日(火)~11月3日(月・祝) 11:00~17:00

場所:旧世尊院客殿(国際奈良学セミナーハウス)

主催:日本摩訶大将棋連盟

協力:大阪電気通信大学 高見研究室

 

イベント会場となります旧世尊院は奈良国立博物館から徒歩3分程度の場所です(博物館前の東西のバス通りを北側に渡る)。期間中は、ちょうど正倉院展が開催されていますので、ついでにいかがでしょう。また、奈良県立美術館(旧世尊院から徒歩5分程度)でも、大古事記展が開催中です。こちらの方でも、高見研究室協力の作品(ゲームセンター・アマテラス)が展示されています(床面タッチのインタラクションを担当しました)。大古事記展の方もいっしょにいかがでしょうか。

 

今夜から設営準備をはじめていますが、日程のはじめの方で来られますよりは、最後の3日間、11月1日(土)~3日(月・祝)に来られた方がいいと思います。11月1日から、将棋の駒作りの実演をしていただきますし、同じく1日から、摩訶大将棋と将棋の歴史に関する参考文献エリアも増設する予定です。31日(金)までの展示は、これまでと同様の摩訶大将棋イベントで、摩訶大将棋の紹介・解説のほか、将棋盤のよる対局/模擬対局、アドバンスド摩訶大将棋の対局がメインです。1日以降の展示では、上記ふたつのエリアが増設されます。

 

参考文献エリアは、以下のコーナーを予定しています。10月中にこれらのキャプションが全部書けましたら、将棋の駒作り実演エリアの分と合わせまして、イベントの図録とする予定です。会場は、庭に囲まれており、長い縁側があります。この縁側で、のんびりと思索にふけるのはいかがでしょう。お茶とお菓子もご用意しています。ゆっくりとお過ごし下さいませ。

 

01)古文書        16)古代・中世の遊戯

02)増川先生       17)法華経

03)将棋の歴史      18)仏像/八部衆

04)摩訶大将棋の復刻   19)興福寺/曼殊院/東寺

05)吉備真備説      20)日本の神々

06)伎楽面        21)ゲームとしての将棋

07)陰陽道        22)世界の将棋・チェス・中将棋

08)安倍晴明       23)囲碁

09)十二支        24)出土駒

10)師子と狛犬      25)将棋の駒作り

11)想像と幻想の世界   26)将棋の伝来とシルクロード

12)漢字/白川静     27)将棋の文学

13)踊り         28)コンピュータ将棋

14)古代史        29)洋書

15)中世史        30)立体駒を用いたアドバンスド摩訶大将棋

              31)摩訶大将棋カード

 

項目に一部変更があるかも知れませんが、200冊程度持っていきます。詳しくはまた、明日以降、順番に投稿します。12)漢字/白川静、なぜ、漢字が摩訶大将棋に関係するのかと思われるかも知れませんが、博士が言われるところの、神様と遊戯に対する考え方、それは摩訶大将棋を指す気持ちに本当にぴったりとあてはまっているように思うからです。「遊」の字の意味を是非ご一読下さい。コーナー12では、次の文献を用意しました。

 

12)漢字/白川静

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常用字解 第二版、白川静、平凡社、2012。

文字逍遥、白川静、平凡社ライブラリ、1994。

文字游心、白川静、平凡社ライブラリ、1996。

別冊太陽(白川静の世界 漢字のものがたり)、平凡社、2001。

白川静 漢字の世界観、松岡正剛、平凡社新書、2008。

シリーズ書道基本名品集 篆書編19(甲骨文/金文)、雄山閣、1986。

墨 2002年5・6月号(巻頭特集:古代文字の世界)、芸術新聞社、2002。

 

コーナー5は、次のとおりで、もちろん、1番目は松岡先生の著作です。火のないところに煙はたたないという考え方は非常に大切だとわかりました。

 

05)吉備真備説

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解明:将棋伝来の「謎」、松岡信行、大阪商業大学アミューズメント産業研究所、2014。

日本絵巻大成3(吉備大臣入唐絵巻)、中央公論社、1977。

吉備大臣入唐絵巻 知られざる古代中世一千年史、倉西裕子、勉誠出版、2009。

古典大系日本の指導理念20(逸話にみる公務者)、第一法規出版、1984。 <-- 江談抄の原文と訳

 

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コメント: 4
  • #1

    長さん (火曜日, 28 10月 2014 07:47)

    ざっと、斜め読みの状態ですが。本文で目新しいとパッと見で、気が付くのは以下の所ですね。
    "26)将棋の伝来とシルクロード"。これは、一般的にはインドの古代将棋類の伝来の話関連ですよね。ただし、全体の流れから見ると。この「将棋」の語句は「日本の将棋」であって、「世界のチェス類のゲーム」ではないような。
    このブログでは、たぶんまだ出なかったと思いましたが。日本の将棋で、シルクロードを使って伝来したのは、「玉将の駒」という道具だったのではないかと私的には想像しています。「王将」が、平安時代の小将棋の駒として、興福寺等で出土しないのが、「一番大切な駒」を玉将にしたヒントのような気がしますね。「玉」だけ、シルクロードを経由した、高価な輸入品だったんじゃないんでしょうか。おおかた原始平安小将棋の、日本に対する輸入元の国に於いて。「玉将」と「王将」の話でも、このコーナーで、それとなく、されてはどうでしょうか。

  • #2

    kazu (火曜日, 28 10月 2014 22:06)

    11月1日伺います。
    よろしくお願いいたします。

  • #3

    T_T (水曜日, 29 10月 2014 01:03)

    kazuさんへ
    お待ちしています!!

  • #4

    T_T (水曜日, 29 10月 2014 01:05)

    長さんへ
    コメントありがとうございます!

    コーナー26の件、玉ということを深く掘り下げたことがまだありませんので、今回は無理かと思います。このコーナーの発端は、将棋の伝来というよりは、獅子や迦楼羅やインドの神々の伝搬・伝来を見てみようということでした。将棋の伝来という表現だと多少合致していないかも知れません。