11)風貌: 土門 拳

僕はずっと前のあるときから写真家になりたいと思っていて、そして今やなれる可能性はもうほとんどありません。卒論のテーマには、毎年必ず写真のテーマを挙げているのに誰もそれには乗ってくれない。写真家でないから言えるのかも知れませんが、風景写真なら、土門拳の写真と僕の写真は比べていい勝負だろうと思ってはいます。酔っぱらったような話ですいません。


風貌はいい本です。レトロな本ではないと思いますが、登場する人物はレトロです。もし現代の土門拳がいたとして、現代の風貌を出版したとしたら。恐縮ながら、昔の風貌の方が絶対に勝つのだろうと思います。

 

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コメント: 5
  • #1

    hw10a003 (日曜日, 21 7月 2013 14:59)

    まず迫力がすごかったです。小説だと思っていたので、いきなり人の顔が本いっぱいにアップで載っていることが驚きました。本の内容ですが、私よりも先の時代の人の威厳などがとても伝わってくる写真があり、さらにその写真自体の物語などが描かれていました。写真を見てその感想、ではなく、写真の背景やその写真を撮るまでの過程などもあり、楽しく読むことが出来ました。

  • #2

    K.K (金曜日, 26 7月 2013 20:19)

    図書館で探し手にしたとき写真集であることが意外であり、開いて見ると白黒写真独特の迫力に圧倒されました。戦前の方やその当時の政治家、小説家、現在を生きる方、それぞれの『風貌』そのものが力強く感じられ引き込まれました。本の最後には”土門 拳”本人のエッセイが記されてあり、女性の写真を撮るとピントが合いすぎてしわや白髪などがハッキリと写ってしまい嫌われる等の話がありとても面白かったです。

  • #3

    hw10a009 (土曜日, 27 7月 2013 14:26)

    読みました。
    まず本がでかい!ド迫力での写真で圧倒されました。そして
    上の方も書いていましたが女性の写真のエピソードは思わず笑ってしまうほどのエピソードでした。
    そして柳田国男さんが載っていたことに個人的に感動しました。

  • #4

    かけそば (日曜日, 28 7月 2013 00:17)

    まず小説だと思って探していたのですが、表紙が他の本とは違いモノクロ写真であることにビックリしました。
    この本は土門さんが撮った写真と、写真当日の思い出やそのモデルの方の印象を土門さんの視点でその人を書いていたり、モデルの方のサインがセットになっています。
    モデルの方は自分でも見たことがあるようなとても有名な方たちばかりで読んでいてとても面白かったです。

  • #5

    リンゴ (火曜日, 06 8月 2013 00:37)

    小説だと思っていたため、写真集であると知り、驚きました。
    内容自体も、ただ写真を載せているだけでなく、その方の生き様、エピソードなどについてもしっかりと記述されており、非常に読み応えのあるものでした。