2012年

5月

02日

01)エアリアマップの大峰山脈(1)

エアリアマップの大峰山脈(1)がやっと見つかりました。地図と小冊子に分かれていますが、小冊子の方は水のしみでところどころ読めなくなっています。山で使っていましたので。まず発見は、地図に75靡がのっていたということです。(大峰第46行所)という形で書かれています。場所が特定できる場合には、●印がその位置に打たれていて、たとえば、●舟ノタワのように書かれています。使っていた頃は、行所の位置もその場所の名称も気にかけていませんでしたが。

 

小冊子の「はじめに」の冒頭は、次のようになっています。
「大峰山脈はそこにある山名を見てもわかるように、古くから修験道により開かれた聖なる山地である。」

 

また、「あとがき」の冒頭は、
「大峰といえば修験道、修験道といえば大峰で、この二者は切り離して考えられない。」

 

たぶんこういう文章を当時はさらっと読み飛ばしていたと思いますが、「はじめに」も「あとがき」もこのようにすばらしい文章で始まっていたわけです。また後日読んでみますが、コース解説の文章の中にも、奥駆のことや行場のことが書かれているのだろうと思います。

 

エアリアマップの大峰山脈は今もまだこの状態で販売されているでしょうか。今週確かめてみます。

 

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2012年

4月

17日

00)大峰奥駈75靡のブログを始めます

今週から始めます。よろしくお願いします。

 

先行している摩訶大将棋のブログがあり、そちらが一段落してからと思っていました。が、摩訶大将棋はかなり奥が深く、まだまだ終わりそうにありません。大峰奥駈75靡のブログの方もゆっくりのんびり始めようと思います。

 

ゴールはぼんやりしていますが、はじめの方向は決まっていて、大峰奥の75靡と行場を順番に訪ねていこうというものです。ただ、このときデジタル技術を援用します。ひとまずGPSとスマートフォンを使ってと考えていますが、その後の状況で、いろいろ追加変更していく予定です。

 

大峰は高校・大学の頃とかなりいろいろな場所に入いりました。ただ、その頃は難なく行けた場所でも、今はもう行けなくなっている所がたくさんあると思います(体力的にも技術的にも)。靡の場所ということは全然意識せず通りすぎていました。当時はエアリアマップという山の地図のシリーズがあり、どの山域に行くときにもこのシリーズを使っていました(だからまだ名前を覚えているわけで)。大峰は仲西政一郎さんが執筆していましたが、ルートの解説文は全部よかったです。

 

エアリアマップの地図には、小笹の宿とか楊枝の宿とか、そういう文字がたぶん入っていたと思いますが、何も気にしていませんでした。とにかくその頃は山頂と沢筋の滝の数、滝の高さだけが問題でしたので。

 

では、とにかくのんびりはじめて行こうと思います。

 

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