66)CEDEC2013の2日目

CEDEC2013の2日目も終わりました。今日もたくさんの方に見ていただきました。

ありがとうございます。


さすが、ゲーム開発者会議CEDECです。インドのチャトランガを知っている人も来られましたし、ネパールの将棋に、踊りの動作(飛び越した駒を取る)のあることを知っている人も

2人おられました。


摩訶大将棋のことを知っていた、という人はちらほらおられました。が、摩訶大将棋は指されていたはずだ、と思っていた人にはまだお会いしていません。


今日お会いした人の中で、2人、研究室まで対局に来ていただくことになりました。
楽しみにしています!

 

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コメント: 4
  • #1

    長さん (金曜日, 23 8月 2013 14:29)

    ネパールの将棋とは、バガ・チャルの事ですね。ネットに載っていますが。
    後手の狼の動きが、日本に昔、輸入されたとすれば、驚きですね。ただ、本ブロクの摩訶大将棋の踊り駒より、文献解釈の結果、格の規則の有る跳び越え駒に最近取り入れられた、大局将棋の大将等の駒の動きに、より近いですね。動き先の升目が空いてなければならず、動き先に相手の駒が有っても、その駒が取れないですし。なお狼の動かし方が、「駒固有」というのではなくて、「線に沿って」と言うのは、チャンギ流の規則。ネパールと朝鮮半島は、文化的に関連が有るんでしょうね。

  • #2

    長さん (金曜日, 23 8月 2013 14:33)

    (訂正)狼じゃなくて、虎ですね。

  • #3

    mizo (金曜日, 23 8月 2013 23:59)

    バガ・チャルは将棋の仲間ではないと思います。「キツネとガチョウ」というゲームの仲間だと思います。
    「キツネとガチョウ」型のゲームは対局者の駒が非対称で、将棋類のように対局者が同じ駒を持つゲームとは異質だと思います。

  • #4

    長さん (月曜日, 26 8月 2013 14:35)

    なお19×19升目の将棋は、中国の晁補之の北宋時代の広象戯の思想をまねて19×19升目将棋を指そうと思い立った集団によって、鎌倉時代の末には、日本で間違いなく指されていたと私は思います。想像では、その時までに発明された種類の駒を、ほぼ全部いろいろと、ゲーム毎に異なる配置に並べて指した、不特定多種類の将棋ではないかと。駒の動かし方さえ判れば、多駒数将棋のマニアは、ほぼどの将棋でも指せ、特定の初期配列の将棋を指そうという意図もないわけですから、どの将棋も指したとも言え、やや強弁すれば「実質摩訶大将棋は指された」と言っても、間違いではないのではと私は思います。