書きたいことはたくさんあるのですが、更新できない日が続いています。そんな中で、明日より4日間、水都大阪フェス2013が始まります。研究室からは公募プログラムに採択されていまして、摩訶大将棋を展示します。
水都大阪フェス2013
動く・創る・対戦する 体験型ワークショップ
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摩訶大将棋ワークショップ
甲斐誠也・中村直樹・大阪電気通信大学 高見研究室
日時:2013年10月11日(金)~14日(月・祝)10:00~18:00
会場:中之島公園(大阪市:中央公会堂前)
http://www.suito-osaka.jp/fes2013/
https://twitter.com/suitoosaka
http://www.suito-osaka.jp/fes2013/data/pdf/brochure_20131001.pdf
テントの場所がわかりにくいかも知れません。中之島公園内で、中央公会堂に近いところを探していただけたらと思います。明日の朝、テントを2つ設営し、対局用に6セット(駒と将棋盤:4セット、デジタル摩訶大将棋:2セット)を準備します。どうぞお気軽にお越し下さいませ。ルール説明用のパンフレットも用意しています。
摩訶大将棋ワークショップは、金・土・日・月祝、と4日間、開催します。投稿67)には、私は4日間とも中之島公園内の摩訶大将棋ブースのところにいますと書きましたが、11日(金)と12日(土)の2日間だけの参加となってしまいました。4日間とも全部入りたかったのですが。。。
コメントをお書きください
大阪の「へん」 (日曜日, 13 10月 2013 08:02)
12日に「ブース」で、お邪魔しました。ありがとうございました。勝手に道行く方(特に美女ネライで)に高価そうなパンフを配りまくったのは申し訳なかったですかね。子どもさん向けに「192枚将棋倒しチャレンジ」とか、パフォーマンスに段ボールや紙で作った兜・陣羽織で模範対局すれば「人気沸騰」間違いなし。立派な付け髭もあれば効果抜群~(出入り禁止前に退散します)では・・・
kazu (水曜日, 16 10月 2013 01:54)
対局ありがとうございました。
参加するたびに、新しい指し方を知ることが出来て面白いです。
最終日の夕方にも寄らしていただきまして、研究室のKさんと
対局させていただきました。コンピュータを使用しての対局でした
ので棋譜が残っているのではないかと思います。中央の勢力争いから
自在王や王子、教王が出てくる面白い試合になりましたので時間があれば
是非ご覧ください。(終盤は時間が少なくなり、ミスが多いと思います。)
長さん (木曜日, 17 10月 2013 16:32)
このイベントに関して、反響があるのかどうかと言う点に関して。ある程度
反響はあり、意見が少数ながら出ているようですね。「将棋の愛好家を取り
込めるかどうかが鉤である。」とのコメントが、ネット上に見えますよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131011-00000053-minkei-l27
のコメント(ネコ部長さん)
思うに将棋の駒の動かし方、10通りのみしか絶対に、覚える気が無い方
には、いつまでたっても、このゲームは定着しないでしょうね。
日本将棋に熱心かどうか、強いかどうかは、この世界に入るかどうかとは
あんまり関係がないのでは。
逆に言うと、将棋・チェス型ゲームで、日本将棋以外を指す感性のある方
で、動かし方を覚える駒の種類数に、上限値がある必要が無いと、次世代
の若者に信じ込ませることができれば、この手のゲームは、少なくとも
生き続けるのではないでしょうか。鎌倉時代の末期から言われるように、
「隣接する複数勢力の消耗戦・摩擦消耗(合戦)を模したもの」が将棋で
あって、日本将棋は、その一種でしか無いと、若者に信じ込ませることが
できるかどうかですね。
要するに、摩訶大将棋指しのローカルグループが10あれば、
1000通りの駒の動かし方が併存しても、とりたてて文句を言わないと
いう感覚が、普及家や、普及の先導者には、大事な心がけとして存在
するという事かと思います。
T_T (木曜日, 17 10月 2013 22:03)
大阪の「へん」さんへ
コメントありがとうございます!
それと、人気沸騰策の提案、ありがとうございます!
是非参考に、と言いますよりは、たぶん実行に移させていただきます。将棋倒しチャレンジは、11月2日(日)の大正区ものづくりまつりでと考えています。このイベントの件また後日投稿いたします。
模擬対局を兜と陣羽織でするというプランですが、こちらの方は、兜、陣羽織と、対局するムード・風景とが合わないように思えるのですが、摩訶大将棋=合戦シミュレーションと見れば、感覚的には十分マッチするのかも知れません。
ただ、陣羽織が私に似合うのかどうか。
折り紙の兜は大丈夫そうに思います。髭も大丈夫でしょう。
陣羽織は室町時代からで、摩訶大将棋の時代には、別の服装だったと思いますが、まあ陣羽織でと思います。
T_T (木曜日, 17 10月 2013 22:17)
kazuさんへ
こちらこそ、2日も来ていただきましてありがとうございます!
対外試合は、やはり、いつもより真剣になってしまいます。
棋譜の件、来週、確認します(まだ、K君からはもらっていません)。デジタル摩訶大将棋の方で対局されたんですね。ブログでどこかの1局面を紹介させていただきます。よろしくお願いします。
自在王、王子ができるとは、かなり乱戦と言いますか(読みのミスかもですが)、珍しいですね。王子に成れたので、玉将が攻めに出たということなのでしょうか。棋譜、楽しみです。駒と将棋盤で対局して、棋譜が残れば一番いいのですが。。。
T_T (金曜日, 18 10月 2013 00:11)
長さんへ
コメントありがとうございます!
おかげさまでWeb上には多数のコメントをいただいています。
blogよりもtwitterへの投稿が多いです。
摩訶大将棋は遊び進めていきますと、結局は将棋なわけですが、はじめの入口は、将棋ではなくて、ボードゲームのようです。ですので、ゲーマーや子供たちは、結構喜んで、指してくれています。このあたり、実際、出展ブース(今回はテントでしたが)ではよくわかります。
研究室では、摩訶大将棋の復刻(=鎌倉時代に指されていたとおりの摩訶大将棋を、今、指すこと)を、第一番目に目指しています。ですので、摩訶大将棋の駒を別の動きで指しておられる方々をご存知でしたら、是非ご紹介お願いできませんでしょうか。私たちの見解が絶対というわけでありませんし、古文書の読み違いがあるのかも知れません。
ローカルグループが10グループあるとすれば、大変うれしいのですが。。。
すぐに全国大会が実現です。予選をしてから、トーナメント戦です。
実現には、少なくとも10年ぐらいは見込んでおきたいです。摩訶大将棋は将棋として面白く遊戯として格調高くきれいで、また十分に楽しめるボードゲームでもあります。ですので、摩訶大将棋はもう確実に、いずれ現代に復帰するでしょう。「たまっく」さんがtwitterでつぶやいていた言葉を借りるなら、摩訶大将棋は「失われた遊び」です。失われた遊びを、失われる前の状態で蘇らせたいという思いが非常に強くあります。ですので、単なる思い込みのルール、根拠のない駒の動きにならないよう、気をつけています。
一部納得しがたいルールになってましたら、ご指摘お願いします。