149)ニコニコ超会議に摩訶大将棋現る

久しぶりの投稿です。以下、短いですが、アナウンスいたします。


ニコニコ超会議

日時:平成27年4月25日(土)~26日(日)10:00~17:00

場所:幕張メッセ

ブース:ニコニコ学会β(HALL9-106)

「摩訶大将棋をやってみませんか」

http://www.chokaigi.jp/

http://www.chokaigi.jp/2015/booth/nico_gakkai8.html


何でもお答えします(たぶん)。是非お越し下さいませ。お待ちしております。

なお、ポスターの文言は、多少、超摩訶大将棋的に書いてあります。

 

 

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コメント: 10
  • #1

    長さん (月曜日, 27 4月 2015 11:54)

    「大型将棋は易占の将棋」は、ニコニコ超会議2015年の会場で、初めて聞いた方も
    かなり多かったのではないかと、ポスターを見て思いました。「研究中」の文言が必要
    だったのでは? 一般には「公家が指す大型将棋」という紹介の方が、前から伝説的に
    言われているのではと思います。形容詞句を2つ入れても宣伝としては良かったですね。

    ポスターのソフトには、コンピュータが着手を決める将棋という意味での、コンピュータ
    将棋は、入っていないと思います。たまに存在する、対人コンピュータ摩訶大大将棋は、
    「さすがに遅い」とのイメージ。今の所、あんまり強いソフトは無いですね。

  • #2

    Takami-Lab-OB (月曜日, 27 4月 2015 21:58)

    ポスターのソフト?
    高見研のコンピュータ摩訶大将棋なら、人対人のモードと、人対コンピュータのモードがありますよ。

  • #3

    長さん (火曜日, 28 4月 2015 07:37)

    そうですか。先日頂いたソフトは。まだ対コンピュータモードでは、使ったことが無い
    です。

  • #4

    長さん (火曜日, 28 4月 2015 16:22)

    追記です。
     コンピュータモードについて。使ってみました。バージョンが、私の頂いた
    ものには、5種ありました。下の2つ。test2AIとtest3AI以外は、
    意味不明の着手を、繰り返しています。動作は、非常に早いようですが・・・。
    2種の「testAI」も、駒の損得の認識が、強い駒が取られそうになっても
    逃げる手を余り指さないことから見て、まだなんか変なように思います。ソフト
    自身は概ね、快適に使えますね。とりあえず御提供。誠に感謝いたします。

  • #5

    T_T (火曜日, 28 4月 2015 18:51)

    長さんへ(#1)
    「公家が指す大型将棋」という形容ですと、14世紀以降の話しになります。それ以前は、公家という表現では不正確で、国の最高権力者とその周辺ということになるでしょうか。ともかくも、キーとなる時代は平安時代です。

    また、将棋と易占の件ですが、本ブログでは、新猿楽記、長秋記の文章に基づいて、これまでの投稿でも何度か取り上げています。それと、まだきちんと書いてはいませんが、象戯経の序文は、まさに易占でしょう。そもそも、長秋記にある駒を用いた占いの件、ご存知のはずなのでは。。。

    焦点は、駒を用いた占いなのか、将棋そのものを占いとみるのか、という問題になります。ここを一気に、易占の将棋と書き切る、まあ、そういう書き方でもいいのではないでしょうか。ゲーム学会の発表でも、「易占と摩訶大将棋」というタイトルを使いました。

  • #6

    長さん (金曜日, 01 5月 2015 09:09)

    藤原頼長については少なくとも。平安時代ではあるものの、保元の乱からみで藤原長者
    としての、その時代から見て前の、摂関政治時代の権威は、彼の時代には既に消失して
    おり、「最高権力者の周辺人物」と言うには、今一つ弱い人物だと思います。「対立権
    力者が利用した人物」ですかね。よって台記著者の彼については少なくとも。「彼は
    平安時代の公家」の表現で良いんじゃないでしょうか。彼は12世紀の人物と認識しま
    すが。

     長秋記の議論については、私は知っていますが。一般の方の知識世界としては。
    「この占いで関連するのは小将棋系」との以前の説も、まだ完全に倒されてはいない
    のではないかと疑われます。駒種の明確な記載が無いとの御話だったんじゃないので
    しょうか。「易占いの将棋」との断定は、「易占いの将棋の可能性も指摘」に交換する
    のが、公平なのではないかと思いますが。

  • #7

    長さん (金曜日, 01 5月 2015 09:57)

    ところで。
    近々。このブログと関連する摩訶大将棋連盟が、機関誌の創刊号の作成を予定している
    との話があるようですね。その創刊号に「摩訶大将棋でも中将棋タイプの『獅子の規則』
    を入れる事が、不可欠」との趣旨で、当方投稿してみようかとも考えています。摩訶大
    将棋に於いても中将棋と同様、「相手師子を師子で取った次の手で、その師子が取り返さ
    れるような手が存在するときには、師子は師子で取ってはいけない。」程度の簡略化を
    した上で、「獅子の規則」を入れる事が、この将棋の将来にとっては不可欠なのではな
    いかと思っています。上記で紹介したように、人対人対局もできるソフトを御提供頂き、
    それが良く理解されました。中将棋がまだ存在しない時代にも、理論的には「師子の規
    則」は有り得、少なくとも安土桃山の将棋図時代には、今に近い形のそれが有ったよう
    に思われる節がありますよね。よって、摩訶大将棋を「ゲームとしての質の悪さ」で死
    なせないためには、流布した説である「師子より強い駒が有るため、摩訶大将棋では師
    子の規則が適用されるとは思えない」との説は、「強い駒」の認識がそもそもおかしく、
    実は大きな間違いがあるのではないかと私は疑っており、それを強く主張した投稿で、
    摩訶大将棋連盟の機関誌創刊号を汚してみようかとも思っていますが、どうでしょうか。

  • #8

    長さん (木曜日, 07 5月 2015 12:57)

    訂正
    前→「相手師子を師子で取った次の手で、その師子が取り返さ れるような手が存在するときには、師子は師子で取ってはいけない。」程度の簡略化を した上で、「獅子の規則」を入れる事が、この将棋の将来にとっては不可欠なのではな いかと思っています。
    後→「相手師子を師子で取った次の手で、その師子が取り返されるような手(ただしそれは、駒本来の動かし方で、取り返せる場合は全て『取り返される』と表現するものとし、禁手もその『仮想』取り返し手では、そのケースは指せるとして判断する物とする)が存在するときには、師子は師子で取ってはいけない。」程度の簡略化を した上で、「獅子の規則」を入れる事が、この将棋の将来にとっては不可欠なのではな いかと思っています。

    上は言葉としては長々との表現に変更になりますが、
    「ただしそれは、駒本来の動かし方で、取り返せる場合は全て『取り返される』と表現するものとし、禁手もその『仮想』取り返し手では、そのケースは指せるとして判断する物とする」の付けたしが有ると、ルールとしては紛れなくなるのですね。この「付けたし」をしないために、中将棋は、獅子の規則が「つなぎ駒の定義」等を巡って相当に複雑化しているわけですから。なお「その師子が」の「その」の限定も、大切です。

    参考url例:
    ttp://akasaka0x16.blog.fc2.com/blog-entry-98.html

  • #9

    長さん (木曜日, 07 5月 2015 13:24)

    訂正の補充:
    「なお自在王は、『越駒。どこにでも飛ぶことができる。ただし、相手の駒が利いているマスに飛ぶことは出来ない。』が駒本来の動かし方とする。」
    が、摩訶大将棋では、↑のルールで更に補充が必要なんですね。

    つまり自在王に関しては。「利いているマスへ跳ぶこと」を禁手のカテゴリーの一種と見なすことも可能だとは思います。が、この補充の方が、新しくルールを覚えた方には素直で判りやすいと思います。

  • #10

    長さん (金曜日, 08 5月 2015 16:10)

    試作の4800枚制将棋のwordファイルを、オンラインストレージに登録してみました。既に高見先生へは連絡していますが、文中「成りの規則」が抜けていたと思います。
    この試作将棋では、駒の種類に係らず、成れる駒は、「敵陣の35段目以内に進むか、相手駒の種類に係らずどれか駒を取れば、何れの場合も強制成り」にしています。
    公開の期限は良く分かりません。ひょっとすると、どなたか。この文を読む時点では、消えているかもしれませんが。
    http://firestorage.jp/download/7dda72619a4ec0892287dbbc62c7f22536df7c61