4)太宰治

(コメント入れてもらってOKです)


コメントをお書きください

コメント: 37
  • #1

    MM (日曜日, 28 6月 2015 02:07)

    太宰治『人間失格』 感想文

    お金持ちの家で産まれ、頭もよく家庭環境に恵まれた主人公が
    酒に溺れ、薬に溺れ、自殺未遂を謀るという、どうしようもない人生を描いた 作品です。
    このような人生を送る中で、主人公がどのように考え、どのように行動したかが、この本の面白い部分です。
    主人公は不自由の無い生活を送っているので、”空腹”というものを感じた事がありません。次第に”空腹”とは恐怖ではないのか?という考えが芽生え出します。
    このとき僕は、主人公は不自由の無い生活を送っているのにも『何を恐怖と感じているの!?』と疑問に思っていました。
    しかし、ついつい引っかかりがちですが、主人公にとっての“空腹”とは「主人公の身近にいる人物と、自分との違い」を恐怖に感じていただけなのです。
    空腹を知らないからこそ、どんな物なのかを創造して恐ろしくなる
    といった、かなり哲学的な表現で描かれた作品となっています。

  • #2

    MATTO (月曜日, 29 6月 2015 13:33)

    人間失格 太宰治
    太宰治で知っている作品はと言われたら、ほとんどの人は人間失格と答えると思います。
    この本を読んでいるととても気持ち悪くなりました。
    それはこの物語の主人公が小さい頃から人間の汚い部分を見て人を信用しなくなり、自殺未遂、酒に溺れ、そして、麻薬中毒になり、堕ちていく物語だったからです。
    人の醜い部分や汚い部分がよく書かれていて、自分はどうなのかとか考えさせられた。
    活字や哲学的な表現が多かったがいろいろと考えさせられる作品だった。
    有名な作品なので、是非一度読んでみてください。

  • #3

    ALH (火曜日, 30 6月 2015 03:19)

    「斜陽」 著:太宰 治
     この本を読んだ時、「暗く重たい」という印象を感じたが、それもまた本書の魅力だと言える。本作は、文章全体に漂う不吉さ、どんよりとした絶望感、登場人物各々が描く生きる哀しみの、悲痛さ、美しさ、かず子が恋にかける情念のすさまじさ、幸福とは何か、生きるとは何かを考えさせられることばが多く、読んでいる側が人生について考える事が多々ある作品となっている。

  • #4

    COMINGOUT (月曜日, 06 7月 2015 14:07)

    「走れメロス」 太宰治

    タイトル通りメロスが走るということまでは知っていました、しかしなぜメロスが走っているのか、という事を知らずにこの期に読んでみました思った以上に友情や家族の愛人間の心理についての話でした妹や親友セリヌンティウスのために何十里もある道を走るという話がこの作品でした思った以上に面白かったので他の作品も読んでみたいと思いました。

  • #5

    たろう (火曜日, 07 7月 2015 11:03)

    「皮膚と心」
    簡潔に言えば、吹き出物ができた体に女性が葛藤する話。ここで問題!痛さと、くすぐったさと、痒さと、三つのうちで、一ばん苦しいものはどれでしょう!ヒントは、果てしなく鈍く蛇動し蠢動するばかりで、気を失うことも死ぬこともできず永久に生ぬるく悶えていなければならないものです!。つまり・・・

  • #6

    マル (火曜日, 07 7月 2015 11:14)

    「人間失格」太宰治

    主人公である葉蔵は小さい頃から人と違っていて、誰かと話す時は、面倒事が起きないように取り繕って話すような人物だった。大人になってもその性格は変わらず、しがらみから逃れようと心中しようとしたり、薬におぼれてしまうという話だ。この小説自体はフィクションであるが、作者である太宰治自身も心中しようとして失敗していたりするので、葉蔵と自分自身を重ねて、自分の考えをこの小説に書いたのではないかと私は感じた。

  • #7

    ( ゜Θ゜) (金曜日, 10 7月 2015 11:34)

    「お伽草紙」太宰治

    抜群のユーモアセンスでとても面白い作品です。たくさんの面白おかしいキャラクターたちが出てくるところも見所です。個人的には「人間失格」より読みやすいなと思いました。なので小説が苦手な方や本を読むのが苦手な方は先に「お伽草紙」を読んでみるといいんじゃないかなと思います。

  • #8

    OLD (金曜日, 10 7月 2015 11:35)

    『人間失格』 太宰治
    主人公は金持ちの家に生まれで頭が良かった主人公が、酒や薬などに溺れ最後には自殺未遂をする話だ。
    この本を読んで、だんだん鬱になりそうな内容だなと思ったし人間のダメなところがより分かりやすく書かれていると思った。

  • #9

    マーチ (日曜日, 12 7月 2015 08:12)

    『津軽』 太宰治

     太宰治は『人間失格』や『走れメロス』などの作品で知られる、言わずと知れた日本の有名な小説家。
     そんな太宰治が、故郷である《津軽》の風土記の執筆を依頼され、3週間にわたって自己を見つめ直す旅に出ることになる。
    『人間失格』などの暗いストーリーとは打って変わって、少年時代の思い出話、津軽の歴史、旅先での友人や親戚との再開といった内容で非常に穏やかな雰囲気で話が展開されていて、この作品に引き込まれました。
     もし、青森県に行く機会があれば移動中にこの本を読んでみるのも良いんじゃないでしょうか。面白いのでオススメです。

  • #10

    ぴーちゃん (日曜日, 12 7月 2015 19:50)

    「女生徒」 太宰治

    この話は、簡単に言うと主人公の女学生が朝起きて寝るまでの1日を、色々考える話である。
    この主人公は電車通学なので自分に通じるところがあると最初は考えた。しかしその考えはすぐに吹き飛ばされるのであった。
    作中でも親に言われているが、主人公の考え方は独特すぎるのである。素敵な風呂敷を見させてくれるなら持ち主と結婚してもいいと考えるような少女だ。
    朝はネガティブな考え方が多かった主人公が、1日を過ごす過程で少しずつポジティブな考え方や表現が増えていくのが、面白く、またそれに気付いたときに少し嬉しくなった。

  • #11

    扇風機 (火曜日, 14 7月 2015)

    人間失格

    人間失格だ。読み終えてぽつんと出て来た一言です。主人公である葉蔵は快楽に溺れるばっかの人間の屑であるということは簡単に汲み取れました。ここで屑野郎とヤジを飛ばすところなんですが、僕にも彼と通ずるところがあって彼を否定すれば自分も否定してしまいそうな恐怖を感じました。逃げてしまうだけの人生は嫌だ。堂々と胸を張れる人生にしていこう。そのための教訓の本であるとういうふうに感じました。

  • #12

    r.h (火曜日, 14 7月 2015 10:58)

    『人間失格』 太宰治

    太宰治の人間失格は有名であるが、自分は今まで全く読んだことがなく今回はじめて読みました。
    内容はタイトル通り、人間が堕落していく様を綴ったものであり、話が進んでいくにつれどんどん狂人と化していく主人公に衝撃を受けました。
    この小説には冒頭にはしがきというものがあり、写真が3枚あってその写真を第三者が説明しているというものなのですが、フィクションであるこの話と3枚の写真がどこかリンクしていて読む前と読んだ後で写真を見た時の印象がかなり違いました。

  • #13

    アンスリウム (火曜日, 21 7月 2015 00:21)

    「人間失格」

    私はこの本のことは知っていましたが、まだ読んだことはありませんでした。読んでみるととても怖くなりました。何故なら、この主人公と同じような部分が私にもあるからです。

    彼はとても純粋でした。恐ろしい程純粋で清らかな心を持っていました。
    そして人の顔を伺いながら、自分自身を隠しながら生きていました。私もある頃からずっと、自分自身を隠し数人以外は決して信じず生きています。私もこうなって堕落してしまうかも知れない、そう思うとまるで他人事には見えませんでした。

    こうならないように生きよう、そう心に強く誓う作品でした。

  • #14

    ルチア (火曜日, 21 7月 2015 09:06)

    『人間失格』
    この人間失格という太宰治の代表作は実に太宰治の遺書のようであった。この話の最終の掲載日の前日に自殺をしていたということに驚いた。この話はまさに人間のダメなところを全て抜き出したかのような話であり読んでいるのがかなりつらかったです。

  • #15

    アレクさん (火曜日, 21 7月 2015 10:27)

    「走れメロス」
     人の友情と信頼の尊さをテーマに書かれた太宰治の短編小説。
     メロスは自分の身代わりで王に処刑される事となったである友人のため、そして自分が死ぬ為に命をかけて王の元へと走るシーンや、最後の広場での友人との再会と王との和解の場面など、文章全体がとても疾走感のある文章で書かれており、流れるような物語の展開は読者にストレスを与える事無く、読む人を物語の世界に引き込むような作品です。
     

  • #16

    HW12A106 (火曜日, 21 7月 2015 11:02)

    「走れメロス」
    どれだけ人徳に背く行為をしていても、そのしている人の中には必ず善意が残っているという話でした。
    あれだけ人を信じられないという理由で人を殺していた王や、命まで完全に奪わなかった山賊、途中で諦めかけたが走り出したメロス、そして帰って来ないのではないかと疑ったが帰ってくると信じたセリヌンティウスといった感じです。やはり最後に人には善意や良心がくることを教えてくれる作品でした。

  • #17

    yasuo (火曜日, 21 7月 2015 11:40)

    富嶽百景

    太宰治が「火の鳥」を作成するため、井伏鱒二の逗留する天下茶屋にいる3ヶ月間に起こったことを小説にしたものである。太宰治の心情を考えながら読むと少しつらくなってしまう場面もあり、私はそうはしなかったのだが、この心情を読み解こうとするのもまたこの作品を楽しむための術なのではないかと私は考える。

  • #18

    Hoxton (木曜日, 23 7月 2015 17:32)

    グッド・バイ

    太宰治の遺作となった作品。「人間失格」とは大きく違い、この作品はユーモア溢れる明るい作品で気軽にスラスラと読めて面白かった。
    本当にこれが太宰治の作品かと思わせる作品だったが、執筆途中で太宰が自殺してしまい、未完成のままとなってしまった。
    この世と「グッド・バイ」してしまいとても残念だった。せめて完成させて欲しかった。

  • #19

    ぽぽ (金曜日, 24 7月 2015 12:05)

    人間失格

    私は今まで太宰治の作品は『走れメロス』以外は読んだことなかったので、新鮮な気持ちになりました。『走れメロス』と違って読みにくかったなあという印象が強かったです。この作品は太宰治の「遺書」として捉えられているので、こんな感じなのかと思いました。

  • #20

    tm (土曜日, 25 7月 2015 04:11)

    人間失格

    作者がこの作品を完成させて同年自殺をしているのが原因かとても内容は暗いものでした。ただ人間のダメっというようなそんな部分を浮き彫りにしたような作品なので自分のダメなところもこの作品を通してわかってくるかもしれないです

  • #21

    ケルガ (月曜日, 27 7月 2015 10:45)

    人間失格

    あらすじ
    他人の前では面白おかしくするばかりで本当の自分を誰にもさらけ出すことのできない男の人生を描いた物語である。

    感想
    子供は本当のことを言って親を困らせるのが仕事だと思っているがこの話では全くそういったことはなく他人の目を気にして本音が言えない言えなくなっている間に自分が消えかかっている子供だと思った。まわりはそんなこととは知らずおかしな子としてしか認識されていなかった。寂しい物語だと思った。

  • #22

    BAMBOO (月曜日, 27 7月 2015 17:53)

    女生徒

    この作品は少女の成長への戸惑いや社会への違和感を少女の何気ない1日で表現した作品です。
    母にもらった傘をさしてパリを歩く自分の姿を想像するという少女らしい一面を見せたかと思うと、途中で我に返って現実を見て絶望する。
    少し変わった少女です。
    女子高生の様々な心情を見事に表現する太宰治さんは本当にすごいと思いました。

  • #23

    ぱぷりか (火曜日, 28 7月 2015 09:43)

    「斜陽」
    この本を読んでいると、戦後で貧しく生活が苦しくてだんだんと暗い気持ちになっていきました。大切な人を失っていく絶望を感じました。暗い気持ちになっていったため、読むモチベーションが保ちづらかったです。

  • #24

    SHINO (木曜日, 30 7月 2015 20:31)

    「走れメロス」太宰治

    人間不信に陥ってる暴君ディオニスにメロスが真の友情を見せて、王が改心するという物語。
    自分の命がかかっているのに、それよりも友情を重んじたメロスがすごく印象的で読者の心を引き込んでいく。僕も読んでいて心を惹きこまれたうちの1人です。
    文章全体が今までのものとは違う感じで構成されており、読者に感動を与えてくれるような作品です。

  • #25

    黒乃 (金曜日, 31 7月 2015 15:27)

    人間失格 著・太宰治

    本当の事を言うと、この本は読みたくなかった...何故なら余りにも内容が酷すぎるからである。
    女たちの扱い、下種な男の行動、そして自殺未遂...家庭の崩壊までもあり、純粋な人が読むと心が狂ってしまいそうな余りオススメ出来ない本である。
    純粋な人は読まないでください。覚悟してから読まないと後悔するぐらい内容がひどいのでその上で読んでください。

  • #26

    ヨシボウ (金曜日, 31 7月 2015 19:46)

    人間失格
    この作品は、人の醜さやダメな所を上手く書いていてとても暗い物語でした。正直者が馬鹿を見るというのはまさにこのことなのかと感じ、自分は自分の人生から逃げずに生きていきたいとそう思いました。

  • #27

    イボンコ (金曜日, 31 7月 2015 20:34)

    「人間失格」
     この小説を読んでいるうちに、自分と似ている部分があるなと思うようになりました。他人の顔色を見て、自分の意見を言えずにストレスが溜まり自暴自棄になるところは読んでいて、胸が痛くなりました。

  • #28

    ポッター (金曜日, 31 7月 2015 22:20)

    「人間失格」
    私は今回初めて人間失格を読んでみて、何だか物悲しい物語だなと思いました。作中で主人公が酒や薬物などにてを出して堕ちていく様がとても痛々しく感じられました。この作品は人について考えさせられるよう考え方や人の弱さなどが鮮明に描写されていてとても深い作品でした。こんな作品をかける太宰治はきっととても考えが深い人なんだなと感じました。

  • #29

    Orca (金曜日, 31 7月 2015 23:09)

    「人間失格」

    太宰治の作品は走れメロスしか読んだことがなかったので読んでみると全然違っていた。とても暗い作品で人間が堕落していく様が書かれていた。自分にもどこかこの主人公と共通するところがあると思う。ここまで人間の醜さが表現されている作品は他にないと思う。

  • #30

    スナフキン (土曜日, 01 8月 2015 23:51)

    「斜陽」
    この小説は戦争によって、没落した上流貴族の主人公の小説であり、テレビドラマ化や映画化にもなり、没落した上流貴族を指す「斜陽族」太宰治の記念館を「斜陽館」と呼ぶくらい
    影響を受けた作品である。
    このように、上流貴族が堕ちていくという物語はあまり読んだことがなく、これと同じような作品を読んでみたいと思いました。

  • #31

    黒猫 (水曜日, 21 6月 2017 10:20)

    「人間失格」
     まだこの作品は読んだことがなく名前だけ知っていて気になったのでこれにしました。主人公はとても恵まれているにもかかわらず、アルコールやタバコに女に溺れていき堕落して行く様はとても気持ちのいいものではなく自分にもこの可能性があると思うとぞっとしました。最後まで救われずどん底まで落ちていく姿を読んでいくとまるで自分がそうなったかのように錯覚し怖かったが何故か引き込まれる不思議な一冊だった。

  • #32

    下忍 (火曜日, 27 6月 2017 12:37)

    「人間失格」
    この作品はいつかは読みたいと思っていたのでこの機会に迷わず選びました。読みはじめは人間に恐怖する葉蔵に共感できる部分が少しありましたが、葉蔵は酒・煙草・淫売婦を覚え、心中未遂・自殺未遂の後モルヒネ中毒になり、最終的に脳病院に入れられ狂人のレッテルを貼られ「人間失格」になります。共感できる部分もあっただけに人間はこうも堕ちることができるものなのかと怖くなりました。人間、自分について考えさせられました。2度目は読みたくないです...

  • #33

    スノーマン (火曜日, 27 6月 2017 13:01)

    「お伽草子」
    「走れメロス」は読んだことがあり、「人間失格」は難しいと言われ、どうしようか悩んでいたところにこの本を勧められました。瘤取り、浦島さん、カチカチ山、舌切雀などと言った4つの童話をもとに作られていましたが、読んでみると私が知っている童話とはかなり違っており、違う解釈で物語が作られていました。またこの本をよく調べてみると「第二次世界大戦の空襲のさなか、防空壕の中で子どもに読んで聞かせる昔話の絵本をもとに、世相と人間を風刺した短篇集」と分かり、これを当時の子供に見せるのはどうかと感じてしまいました。

  • #34

    BAZZ (火曜日, 27 6月 2017 14:39)

    「人間失格」
    読んだことはあったけど殆ど忘れてしまっていたので再読。前に読んだ時もこんな感情を抱いた覚えがあるが、この作品を読んでくと少しずつ恐怖や恐れ、そんなものがこみ上げてきた。主人公は本当に繊細過ぎて自己嫌悪の重い人間だった。でもこんな迷いの感情は誰にでもあるのではないのか。こんな暗い心を持っているのではないか。何度読んでも色んな意味で頭が痛くなる作品だった。

  • #35

    kuroha (水曜日, 12 7月 2017 08:40)

    列車 著:太宰治

     この小説は身分違いの恋愛について書かれていて、特に列車の描写は細かく書かれており、内容が読みやすく書かれているが、恋の昔話が重く感じて。この本を読んでいて思ったことは、この頃は身分違いの恋には反対されるイメージが強いことがわかりました。

  • #36

    よこ (水曜日, 12 7月 2017 09:34)

    ‪「人間失格」‬
    ‪「恥の多い生涯をおくってきました」という言葉、有名な言葉なのでそこで私も知っていましたが、読み終わると、なるほど正にこの一文に尽きると思いました。‬
    ‪色んなことから逃げる主人公を哲学の面も含めた様々な視点から描写しています。‬
    ‪読んで明るい気持ちにはなりませんが、どこかで自分と重ねて読んでしまう本でした。‬

  • #37

    ライ (月曜日, 17 7月 2017 16:58)

    「人間失格」
    人間失格を読んでいて何回も読み疲れしました。
    お金や酒や女などいろんな事にたいして主人公は手を出して自殺未遂までするようになり人間はこのように落ちていくのかとおもいました。あとは、はいじんという言葉が昔からある事に驚きました。あまりこのような本は自分には合っていないなとも思いました。