171)摩訶大将棋展:展示内容のまとめ

投稿167)にてご案内のとおり、奈良県大芸術祭2015のイベントとして、摩訶大将棋展を開催しました。たいへん好評だったそうです。


会場となった大乗院庭園文化館は、それほど有名ではありませんが、ならまちから奈良公園への道筋の途中にありますので、人通りは多いと思います。入り口の前にポスターを置きましたが、そのポスターを見て入ってくる人も多かったようです。奈良県大芸術祭ののぼりも入り口のところに立てさせていただきました(写真1)。


展示パネルは最終日までに全部で15枚作りましたが、展示スペースに収まる枚数だけの展示となりました(写真2と写真3)。写真2からわかるように、パネルの前には、細長い文書のコピーが置かれていますが、これは象棊纂圖部類抄です。


パネルの内容は、以下に添付しました図録の表紙に一覧されています。


写真1.大乗院庭園文化館の入り口。
写真1.大乗院庭園文化館の入り口。
写真2.2階展示室の展示パネル。
写真2.2階展示室の展示パネル。
写真3.2階和室側から見た展示室。
写真3.2階和室側から見た展示室。

和室には、将棋盤2セットとコンピュータ摩訶大将棋1セットを置きました。写真4は、コンピュータ摩訶大将棋のタッチディスプレイをルール説明用に使う場合の配置です。和室の窓から見る庭園はとても気持ちのいい眺めです。来年は、是非この部屋で対局会を開催しようと思います。


写真4.和室のレイアウト。
写真4.和室のレイアウト。

今回の摩訶大将棋展の図録を、簡易的なものでもいいので、いちおう作っておこうということで、表紙+パネルの縮小版を冊子にすることにしました。もう1か月以上たってしまいましたが、年内には来ていただきました皆様にお送りいたします。


簡単すぎますが、右が図録の表紙です。パネル09は、投稿168)のところに引用しています。他のパネルもだいたいそんな感じです。


仲人の謎や、盤双六と古代の将棋についてもパネルにしたかったのですが、時間がありませんでした。次回の摩訶大将棋展には出せればと思っています。