3月21日の盤双六ワークショップ(投稿2を参照下さい)に持っていこうと思っていますが、珍しい双六盤がひとつあります。側面は金梨地の蒔絵なのですが、31個の丸い石の中に文字が書かれています。
31文字のうち消えている文字もいくつかありますが、確実に読める字から元になった和歌を特定することができました。拾遺和歌集の中にあります。全くの素人発言になりますが、これは、蒔絵の古典文学意匠、琳派の大きな特徴です。いろいろ調査中ですが、謎の点も多いです。ともあれ、ロマンチックな双六盤には違いありません。誰が使っていたかの想像もつきます。ワークショップのとき、またいろいろお教えいただけたらと思います。
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