平成23年度 卒業研究 概要 (作成中です)

泰将棋のデジタルボードゲーム

飯田 聡

泰将棋の対局支援システム
泰将棋の対局支援システム

 泰将棋は,昔の将棋が現行の将棋に進化する過程で生まれた古典将棋の1種である.鎌倉時代から室町時代にかけて作られたものと考えており、駒の種類は105 種類,駒数は全部で354 枚と非常に多い.この泰将棋をデジタルボードゲームとして現代に復刻するとともに、対局支援システムを付加した。対局モードには、人対人、人対ゲームAI、ゲームAI対ゲームAIの3つのモードが用意されている。対局支援として、駒の動きの表示、駒の当たりの表示、棋譜の保存、対局開始時の駒の間引き等の機能を使うことができる。Actionscript3.0で実装されており、駒の動きのアニメーションや画像エフェクトを追加するのも容易である。ゲームそのものの制作とは別に,ゲームAIの学習題材としての活用,アミューズメントに対する文化的考察の材料としても興味深い。

 

Androidスマートフォンゲーム「Fluffy Bound」の制作

姚 超